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とげぶろぐ

このブログではとげらっとのホームページ「とげ屋」にて 掲載された作品の解説などをするためのページです。 メイキングや雑記なども載せていけたらと思っているので、 良かったらのぞいてみてね。

地下の巨大建造物(30分)

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地下の巨大建造物(30分)



2017年の4月25日、北朝鮮からミサイルが発射され
日本に当たるかもしれないという問題が話題になってて、
頭のかたすみにそれが残っていたのか、変な夢を見てしまった。

その時の光景が脳裏に焼き付いていたので、
サクッと30分のスピードペイントで描いてみたのがこれだ。

ちなみにその夢のストーリーはこんな感じ。
長いので別に読まなくていいけどね・・(><;



~地下の巨大建造物~

北朝鮮からのミサイルが、未明に飛んでくるという報告を受け
国は全国の子どもと若者を逃がすことを決めた。

ちなみにわたしもそんな若者のくくりに入っていた。
(年齢は20前半くらいの設定だったかも)

それで、区の子どもたちとともに、とある施設に集められた。
集められた者たちは10人ほどのグループにわけられ、
グループ別に引率者に連れられて、暗いうちに施設を出発した。

向かう先は入り組んだ住宅街の奥地にある古い石造りの倉庫。
もう使われてなくていい雰囲気がでていたが、
大人数で行ったのでそこまで怖さを感じなかった。
扉を開けてもらって中にはいると、下り階段があり
一同はさらに地下のほうへと降りていった。

地下は金田一耕助の八つ墓村にでてきそうな洞窟で
さすがに不気味ではあるんだけどやっぱり怖い感じはしなかった。
それどころかワクワク感があるくらい。

狭い下り階段や下りスロープが続き、
引率者にしたがってどんどん降りていくと、
いきなりひらけた場所にでた。

ひらけたなんてもんじゃない。
向こうの壁がみえないくらいの巨大な空間があった。
そしてその空洞を埋めるように巨大な建造物があった。

高い場所にある円盤状の建物から
タコのように無数のワームが地面に伸びて
その先にも円盤状の建物があった。

それがこの絵ね。


その円盤のひとつにわたしたちは案内された。

中にはたくさんのベッドが並んでいた。
そのベッドの間に神父さんぽい人がたっていて、
「君たちは危険が去るまでここにいてもらいます。
人数ぶんのベッドが用意してありますので
ひとまずお好きなベッドに横になってください」
といった。

わたしたちがベッドにつくと、神父さんはいった。
「これからベッドに丈夫なふたをします。
これでどのような衝撃が起きても耐えられます」

それを言い終わらないうちに、
神父さんはいちばん奥のベッドのふたをしめた。
驚いたことにしめたふたを神父さんがサッと撫でると、
しめたふたの中からスッと魂のようなものがでてきて
ふわっと上空に飛んで天井をすり抜けて消えたのだった。

次のベッドも、次のベッドもそうだった。
「これって、魂を抜かれているのか・・?」
まだふたをしめられていないわたしたちは
それを見ながら思うのだった。

そのとき、いたずらざかりの小学生くらいの男児が、
お隣のベッドの友だちをびっくりさせようとしたのか、
ふたをしめられて撫でられる瞬間にあけて飛び出した。
その瞬間、男児の体が急にふわっと浮かび上がり、
風船のように天井まで飛んでいってしまった。
魂のようにすり抜けることができないのか、
そこで突っかかって困っていたがな。

幸い2mほどの低い天井だったので、
背の高い人たちでひきずり下ろすことができた。
ある程度降りてくると、浮力はなくなってストンと落ちてきた。

「ちゃんと中にいないとあぶないですよ」
神父はそういって再び男児をベッドにねかせ、
こんどはちゃんと魂を飛ばすことができた。

魂が飛んでいく先はなんだろう・・ここで死ぬのかな?
そう思いながらもわたしの番がきてしまった。
ふたをしめられてすぐに、気がついたらわたしは
普通の昼の街並みのなかにいた。
でもなんか、光源がわざとらしいというか、
スタジオ内に作られたドラマのセットみたいな感じ。
よくみると、そこは東京ドームよりはるかに大きな部屋だった。
天井や壁があって、空や景色の絵が書かれているだけ。
空間内には民家が立ち並んでいて、
どうやらそこに住めということらしい。

「壁がわざとらしいからもっと工夫してよ!」
というクレームを、案内人にぶつけるひとがいるのを
みたところで夢はさめた。

さて、実はこの夢にはちょっとした裏設定があった。

わたしたちが横になったあのベッドは転送装置で、
肉体ごとわたしたちは飛ばされたのだ。
飛ばされた先は地球のそばを飛んでいた巨大なUFO。
星1つぶんくらいはあるUFOには
たくさんの部屋・・もとい街があって、
子どもや若者はそこに連れて行かれたのだ。

じつは、北朝鮮のミサイルの暴発により
地球がなくなってしまうだろうという見込みがされていた。
それでこれからの命を存続させるために、
宇宙開発機関だかなんだかが交信をとって
ほぼ完成段階まで進んでいた試作品の永住型宇宙船を、
はるばる遠方の星(開発してる星?)から呼び寄せたのだ。

つまりこのUFOには世界中の若者が乗せられていたわけだな。
なんかスケールが大きい夢をみてしまった。

おわり。

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プロフィール

とげらっと

◆とげらっと
「とげ屋」管理人

東京で絵描きをしています。
動物や獣人を描くのが好きだけど、最近は風景イラストにも力を入れてます。
メインツールはCLIP STUDIOとPhotoshop。
外出時のスケッチ用にiPad用のPaintstormもいじり中。
管理人の詳細は自己紹介にて。