異界からやってきてヒトの住む世界を食べてしまうような
巨大な怪物を描いてみたいと思っていた。
ネタ帳には『街を飲み込む縦穴からの巨大クリーチャー』
とか妙に詳しいメモまであった・・w
ならばそんな感じのを描いてみるか~と思って描いたやつ。

初期段階で、怪物については色々構想があって、
はじめはドラゴンや蛇みたいなのを考えていた。
でも巨大にしたら面白い生き物が
ほかにもあるんじゃないかと思って、
不気味な生き物で色々画像検索してみたのだ。
そしたら深海生物が結構ヒットしてきた。
チョウチンアンコウやオニオコゼが巨大になって出てきたら
なかなか恐怖だよなぁ。
さらに怖い魚をいろいろ探してみたら、
「ダンクルオステウス」なる魚を見つけて、
わたしの琴線にひっかかった。
もう絶滅した魚みたいだけどね。
こいつをネタに、ちょっと設定を考えてみることにした。
水中を泳ぐのではなく、空に浮遊する伝説の生物で、
その姿を見かけたら最後、大地を喰らいさらって行く
人智にはどうにもならない災害のような存在。
その設定を頼りに描いたのがコレ。
頑張って魚顔を描いてはいたんだけど、
どんどんよくわからん生き物になってしまったなぁ。
仕方ないので元ネタの「巨大クリーチャー」ということにした。
里山はパッと見で里山だとわかりにくい気もする。
もう少し描き込むべきだったのか、
それとも描き込まないべきだったのか・・。
未だよくわからなくて、まだ修行がたりないようだ><;
それ以上に悩みまくったのが遠景だ。
空と山が暗いので、境界線が混ざってしまう。
境界線が見えるように明暗をクッキリさせると
こんどは背景が目立ちすぎて
クリーチャーや里山がぼやけてしまう。
ほんと地味なとこなんだけど
ここだけで30分くらい悩みこんでしまって、
最後はスモークを敷いてごまかしちゃた(=w=;
迷路にハマったときにどうしたらいいか知りたい(=w=;