レイヤー機能があったかは忘れたが、
マスク機能というものがあり、
それを使うことで主線を消さずに色塗りができるのだ。
というわけで、当時のカラーイラストは
だいたいお絵描きチャットのものだと思う。
入る部屋はたいていケモノ系かポケモン系、
たまにボーカロイド系にも入った。
↓現存している作品。
「うさぎ」
お絵かきチャット初参加のときの作品。
端っこにチマっと描いてすぐ消したやつ。
「モコネコ」
線画をマスクして色を塗ってみたりなど試してみた。
「きりんさん」
厚塗りっぽく描いてみた。
気に入ったのでしばらくPixivのアイコンにしてた。
「エレキギターライチュウ」
ポケモンのお絵かきチャットにて。
エレキギターの質感がお気に入り。
「PCライチュウ」
オタクなライチュウ。
わりと好評だったので嬉しかった。
「リン」
ボーカロイドのお絵描きチャットにて。
掃除時間のライブ的な。
そんな感じでお絵かきチャットに
よく行っていたわたしだが、
個人的にはあんまり居心地はよくなかった。
というのも、お絵かきチャットだと、
リアルタイムに気を使い過ぎてしまうんだよなぁ。
他の人のために描くスペースを遠慮したりとか、
「上手いですねー」などのコメント言い合ったりとか
楽しくはあれどコミュ症なわたしには大変なものだった。
そういや絵に夢中になりすぎてて気がついたら
自分ひとりだけになってたとかもあったっけ(苦笑)
一斉消去で自分の意思と関係なく途中まで描いた絵が
消されてしまうので、仕上げまで行けないことも多かった。
たまにお絵かきBBSというものにも参加したのだが、
リアルタイムではないぶん気楽ではあるものの、
やはり付き合い面で苦労することが多かった。
絵に対してたまにコメントをされるのだが、
返信しないと失礼だと思ってひんぱんに
自分の投稿を巡回しにいっていた。
ポケモン系だと子どもが多くて暴言もあり、
気にしないようにと思ってはいても心が痛んだ。
コメントがないならないで寂しいし、
あったらあったで緊張するという
よくわからない感情に振り回され、
たまにリクエストなどもらってしまったときは
その人のためにと徹夜して描いたりもした。
参加している以上、他者作品へのコメントも
しなければと常にそのサイトに入り浸って確認確認。
こんなことを繰り返していたら
いまでいうSNS疲れのような状態になってしまった。
このときのことを思い起こせば、
自前ツールで好きなだけ絵が描ける
いまの環境は本当に居心地が良い。