Adobeがリリースしているこのアプリの大きな特徴は、
iPhoneでベクター画像を描くことができることだ。
「ibisPaint」のようにラスタ画像(ドットで構成された絵)
を描けるアプリは結構見かけるが、
ベクタ画像(点の位置などの情報をもとに構成された絵)
を描けるアプリは珍しいなと思ってDLしてみた。
さっそく練習がてら
進撃の巨人のハンジさんを描いてみた。
指で描いているので、
細かい部分が描きにくいのは仕方ないが、
入り抜きの表現が出来るブラシの描き心地の良さや
シンプルな操作性が気に入った。
なにより誤操作クリックさせようとする広告がないしな。
そしてクラウドを使って画像をPCのに取り込めるので、
外で気軽にアイデアをメモしておくのに便利だった。
ちょうどそのころは
「カナダヤマアラシスタンプ」の
40本のデザイン案を考えていた時期だったのだが、
仕事で外出してしまうことが多かったので、
移動中や仕事の休憩中にサクッと描くのに重宝した。
あとはLINEをしているときに
手持ちのスタンプにないけど欲しい絵とかを
描いて送ってみたりもした。
指描きの下手さから来るやっつけ感が
たまに味になってウケたりもした。
(ヘタウマってこういう感じなんだろうな)
他には手持ち無沙汰でソワソワしたときに
落書きを描くのにも一役かった。
「ニャマアラシ」
子猫っぽいヤマアラシ。
「小走りヤマアラシ」
小走りでこちらをチラ見するヤマアラシ。
「座ったヤマアラシ」
座っているところを横から見たヤマアラシ。
「糖質とりすぎ」
ゆうきゆう先生の糖質制限の漫画にて、
「ご飯1膳が大量の角砂糖を食べている」とあったので、
その様子を・・。
こうして結構楽しんできた「Adobe ideas」なのだが、
なんと同年2014年に開発を終了してしまった。
その後続として「Adobe Illustrator Draw」というアプリが出て、
そこにデータが引き継げるということで、
以降はそちらを使うこととなった。